中世史料採訪記—史料論の展開と史料調査の旅— 新訂

福田 榮次郎【編】

1999

ぺりかん社

はしがき(福田)、〔論攷篇〕最終講義 わが『史料採訪』の旅(同)、売券の地域性と普遍性に関するノート(湯浅治久)、滋賀県伊香郡木之本町『古橋区有文書』の伝来と特徴について(太田浩司)、近江国坂田郡平方庄・楞厳院庄の在地構造(釈迦堂光浩)、近江大原観音寺の承仕・門前衆(鳥居もえぎ)、畿内周辺における売寄進状の諸形態(長谷川裕子)、東寺百合文書「や10号若狭国太良荘并尾張国大成荘文書案(中欠)」の成立について(高橋孝行)、姻田文書小考(武者詩久美)、摂津国野鞍荘とその史料をめぐって(長田郁子)、流刑地としての夷島、津軽・外浜(外山至生)、文書の封式と伝達に関する覚書(鎌倉佐保)、中世におけるShintoの語をめぐって(村上弘子)、近世旗本知行支配における用人書簡の機能について(原和之)、常陸国土浦藩の徒罪について(神崎直美)、近現代の消費財をめぐって(中山文人)、〔邂逅篇〕福田先生と観音寺文書(林昭仁・郁)、福田先生にお会いして(山口智順)、近江国観音寺文書調査余滴(神崎彰利)、『近江井口日吉神社文書』と福田先生(宮澤義夫)、福田先生との出会い(清水進)、温厚篤実な福田史先生(丸山幸太郎)、岐阜県史で福田先生の教えをうけて(則竹節)、〔随想篇〕福田先生と3年間の思い出(島田譲治)、20回の「史料採訪」(杉浦千加子)、1978年の「史料採訪」(藤岡修)、暑いからこそ(渡邊佳子)、史料採訪に参加して(岡村克之)、史料採訪の残してくれたもの(三舟薫)、回想記(湯澤高之)、思い出(井田敏信)、福田先生と益田への旅(湯浅)、悦子版『道中記』と“史料採訪”(川田悦子)、終えて知る史料採訪ありがたし(中山)、昭和58年(1983)夏佐賀合宿参加記(吉野英子)、観音寺調査スタートの頃(須永一弘)、出逢いに感謝して(佐々木洋子)、軽い気持ちで参加して(土山真由美)、史料採訪で得たもの(尾崎泰弘)、古文書をはじめてさわった日(井上淳)、「美濃地方中世文書採訪」の思い出(吉田雅之)、「史料採訪」で学んだこと(横井義孝)、白山への道(神崎勉)、「史料採訪」の思い出(塩坂順子)、史料採訪印象記(笹島平吉)、史料採訪の思い出(葛生雄二)、もう8年も前のこと(月村美智子)、古文書採訪とお酒(鶴見恒)、私と史料採訪との闘いについて(楠田由美子)、暑い夏に学んだこと(増田純江)、福田先生と史料採訪に纏わるエトセトラ(木村慈)、福田式史料採訪(成塚竜平)、おもいだすこと(長久保幸男)、史料採訪参加について(都築定枝)、出会い(金子奈美子)、横山城跡を歩いて(遠藤ゆり子)、福田先生と学んだ日々(大谷崇麿)、南山城を歩いて(酒井芳司)、中世文書を読む(冨岡理恵子)、かまめ会(野口華世)、「史料採訪」に参加して(田中浩太郎)、史料採訪での思い出(川田広通)、夏の京都史料研究の旅(新津綾)、あるいてふれて感じる中世(深尾啓子)、立政寺の宝篋印塔(鈴木忍)、史料採訪20回の記録 コラム古文書の唄。

A5判509頁

日本語 / Japanese

第二部[日本歴史]2-18.史料

2 Japanese History 2-18. Historical Record

  • 日本
  • Japan