近代ドイツ政治思想研究

多田 真鋤【著】

1988

慶応通信

〔ドイツ3月革命期の政治思想〕ドイツ自由主義の初期的形成—「シュタイン・ハルデンベルク改革」の思想、ドイツ文学におけるナショナリズム—グリム童話への一視角、フリードリッヒ・C・ダールマンの政治思想、カール・ロテックの政治思想、ゲオルグ・G・ゲルヴィヌスの政治思想、ハインリッヒ・ガーゲルンの政治思想、〔ローマン主義の政治思想〕E・バークとドイツ・ローマン主義の政治思想、ローマン的保守主義の世界観、ポール・ド・ラガルドの政治思想、ラガルドとナチズム、〔近代ドイツの政治思想〕トーマス・マンの政治観、エルンスト・トレルチの政治観、文明史観における政治思想—「O・シュペングラーの政治観」をめぐって、ワイマール期における反民主主義政治思想、ナチズムに至る政治思想史的背景、近代ドイツにおけるIrrationalismの展開、ドイツ政治史学における国家の問題—F・マイネッケ、G・リッター等をめぐる試論、歴史主義と自由主義—F・マイネッケをめぐって、西ドイツの新自由主義と新社会主義の思想、文献紹介。

A5判540頁

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第五部[西洋経済史]5-12.政治経済思想

5 European & American Economic History 5-12. Economic, Political & Social Thought