初期イスラーム国家の研究

嶋田 襄平【著】

1996

中央大学出版部

〔概論〕イスラーム国家の成立、イスラームにおける正統と異端、ダマスクスのガイラーン、イブン・ハルドゥーンのムルク論、〔税制と土地制度〕ムハンマドの租税制度、大征服時代のサワードのスルフ、ウマル一世のサワード租税制度、ウマル二世の租税政策とその遺産、初期イスラーム時代のカティーアとダイア、初期イスラーム時代のウシュールについて、初期イスラーム時代の部族カティーアと軍事カティーア、タスクとウスターン、軍事イクターの新しさ、〔行政制度〕イスラーム初期のディーワーン制度、初期イスラームの地方行政と財政との分離、〔イスラーム法理論〕ムハンマド時代のザカートとサダカ、ムハンマドのハイバル処理と法理論、ズィンマとファイ、ファイ理論の展開、ガニーマとファイとの対立観念の形成、〔マワーリー〕初期イスラームの戦う奴隷とマワーリー、初期イスラームの家内集団とその武装、アラブ帝国時代のマワーリー、アラブ帝国の非アラブ軍人、ムスリム支配下のササン朝軍人、マワーリー問題再考のための覚書、あとがき(池田雄一)。

A5判459頁、索引・目録他59頁

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第四部[東洋経済史]4-13.政治・法制

4 Oriental & African Economic History 4-13. Politics & Law

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