04384997
阪大法学
Osaka Law Review ; Handai Hogaku
大阪大学大学院法学研究科
Osaka University ; Osaka Daigaku
2013
63(3・4) 合併号
昭和戦前期の未成年者処遇制度―昭和8年児童虐待防止法案審議を主たる対象として―
Law System for Minors in Pre War Days: Child Abuse Prevention Act (1933) in Japan
田中 亜紀子
TANAKA, Akiko
はじめに、昭和八年児童虐待防止法立案に向けて(大正期の児童保護と「未成年者ニ対スル犯罪」、内務省社会事業調査総会、児童虐待防止法案〈保護対象者の年齢(第1条)、児童虐待に対する介入の条件(第2条)、虐待者への対処および被虐待児童の保護(第3条)、禁止制約業務(第7条・第8条)、費用(第4条・第5条)、罰則(第11条、第12条)〉)、昭和8年児童虐待防止法案審議(法案提出理由、衆議院での審議〈第2条と第7条の関係、被虐待児童の保護施設、禁止業務対象の妥当性、児童虐待としての貰い子問題、介入の条件〉、貴族院での審議(虐待の範囲および稽古と虐待の関係、同法施行上の担当者、親子への介入の難しさ)、おわりにかえて―昭和8年児童虐待防止法制定の意義および問題―。
日本語 / Japanese
第二部［日本歴史］2-5．近現代史
2 Japanese History 2-5. Modern & Contemporary
- 第二部 [日本歴史] 2-15. 法制史
- 第三部 [日本経済史] 3-24. 社会問題・社会運動
- 2 Japanese History 2-15. Law
- 3 Japanese Economic History 3-24. Social Problem, Movement & Organization
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