経済学雑誌

大阪市立大学経済研究会

1953

28(1・2) 合併号

イギリスにおける1833年の工場法成立について

小川 喜一

マルクスが「やっと1833年の工場法以来、近代的産業にとって標準労働日が始まる」と論じているように、1833年法こそ、イギリス初期工場法史上、一つの画期的意義を担うものであった。かかる観点から同法を主たる対象としつつ、初期工場法成立の諸条件を明かにする。はしがき、産業革命と綿業の発達、紡績工と10時間労働「奇妙な顔合せ」補論より成る。

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第五部[西洋経済史]5-13.政治・外交・法制

5 European & American Economic History 5-13. Politics & Law

  • 第五部 [西洋経済史] 5-10. 社会組織・社会問題
  • 5 European & American Economic History 5-10. Social Problem, Movement & Organization
  • 法制・政治・軍事
  • Law, Politics & Military