日本近世史料学研究—史料空間論への旅立ち—
高木 俊輔,渡辺 浩一【編著】
2000
北海道大学図書刊行会
序・日本近世史料学研究の現状と課題、〔史料のライフサイクル論〕江戸幕府勘定所と代官所の史料空間(福田千鶴)、幕府官僚制機構における伺と指令の文書類型(笠谷和比古)、幕府寺社奉行所における建築認可システムの史料学的検討(金行信輔)、松江藩郡奉行所「民事訴訟文書」の史料学的研究(安藤正人)、〔史料保管史〕幕府寺社奉行と文書管理(大友一雄)、近世都市高山における「町方」文書の保管構造(渡辺)、特論・高山町年寄文書の保管容器について(青木睦)、商品流通機構の情報蓄積(小林信也)、明治初年竹沢寛三郎支配期の文書引継・保管問題(高木)、近代的史料管理秩序の形成(丑木幸男)、「町村制」における文書管理の性格(鈴江英一)、〔近世史料学の新しい領域〕近世前期の広域村落支配と史料の作成・授受・管理(佐藤孝之)、文書作成請負業者と村社会(冨善一敏)、近世後期の年貢徴収をめぐる勘定所(山崎圭)、甲斐国の神社組織と番帳(西田かほる)、大名家文書の中の「村方文書」(渡辺尚志)、結・史料空間論への旅立ち、あとがき。
A5判528頁、編者・執筆者紹介、summary 18頁
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第二部[日本歴史]2-18.史料
2 Japanese History 2-18. Historical Record
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