社会経済史学

社会経済史学会

1961

26(6)

幕末・明治初期における桐生織物の生産構造

木村 隆俊

先染織物が支配的になる化政天保期以降、桐生織物の生産構造は地主マニュ・織元—賃機関係の問屋制度が現象形態としてあらわれるにもかかわらず、それらの背後に基底として中農上層マニュ、農工分離を志向しつつある織屋、その上層におけるマニュ経営およびマニュへの発展をみせる小営業の存在が検出される。

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第三部[日本経済史]3-12.工業

3 Japanese Economic History 3-12. Industry

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