史淵
九州史学会
1956
67,68 合併号
7月王朝期におけるパリ建築工の運動
井手 伸雄
7月革命後のフランス労働運動は主導性を有した賃労働者としての建築工を、特に下請制廃止の要求の面からとりあげ、彼等の運動が、近代的労働者としての性格を有する一方、ギルト的排他的性格・小生産者的意識の2点に現れる非近代性を有した事を述べる。
日本語 / Japanese
第五部[西洋経済史]5-10.社会組織・社会問題
5 European & American Economic History 5-10. Social Problem, Movement & Organization