9784000258029

「韓国併合」100年を問う―2010年国際シンポジウム―

国立歴史民俗博物館【編】

2011

岩波書店

〔「韓国併合」100年を問う―2010年8月シンポジウム〕未来を切り拓く歴史的展望を目指して(平川南)、歴史をもてあそぶのか―「韓国併合」100年と昨今の「伊藤博文言説」(中塚明)、〈近代の東アジアと「韓国併合」〉東アジアの近代と「韓国併合」(趙景達)、1880-90年代における朝清朝貢関係の性格(具仙姫)、韓国併合と辛亥革命―張謇をてがかりに(村田雄二郎)、「鮮満一体化」構想と寺内正毅・山県伊三郎(柳沢遊)、韓国併合期日本社会における「義」的行為をめぐる眼差しとその変容(見城悌治)、〈日本の朝鮮植民地支配〉植民地支配の実態解明はなぜ必要なのか(李成市)、大日本主義か小日本主義か―三一運動前後における日本の対朝鮮政策論(松尾尊兊)、皇民化政策の虚像と実像―皇国臣民の誓詞」についての一考察(水野直樹)、植民主義と近代(尹海東)、「親日文学」の再審(川村湊)、〈戦後日本と植民地支配の問題〉戦後日本と植民地支配の問題(和田春樹)、日本は植民地支配をどう清算したのか(内海愛子)、在日朝鮮人に見る戦後日本の植民地主義(宋連玉)、戦後史認識と戦後史叙述(大門正克)、〈歴史認識の問題〉朝鮮史認識の陥穽(宮嶋博史)、歴史認識の問題―歴博「現代展示」の朝鮮イメージを通して(安田常雄)、新しい歴史家たちよ、目覚めよ(成田龍一)、歴史教科書対話を通じた東アジア型歴史構想(辛珠柏)、東アジア史の「パラダイム転換」をめぐって(岸本美緒)、〈世界史の中の「韓国併合」〉「韓国併合」と同時代の世界,そして現代―アフリカからの視点(永原陽子)、イタリアのアフリカにおける植民地との比較から(石田憲)、インド人知識層の「韓国併合」認識をめぐって(粟屋利江)、国民国家形成と植民地国家形成(梅森直之)、画像資料と歴史認識―「朝鮮通信使一行は鶏どろぼう」をめぐって(久留島浩)、歴史教育の立場から「韓国併合」100年を問う(山本直美)、シンポジウムを終えるにあたって―複雑さを切り捨てない問い直しの契機に(安田常雄)、シンポジウムを振り返って(宮嶋博史)、〔「韓国併合」100年への問い―シンポジウムへの応答〕新自由主義・新帝国主義・「韓国併合」(小沢弘明)、現代日本と韓国併合(原田敬一)、植民地主義の継続を問う視角はあったか?(中野敏男)、イベリア・インパクトと壬辰戦争(深谷克己)、後備歩兵第一九大隊・大隊長南小四郎文書―日清戦争から「韓国併合」100年を問う―(井上勝生)、似非実証的論法による一面的な指導者像の造形―伊藤之雄氏の伊藤博文論の問題点―(安田浩)、韓国併呑100年と東アジアの歴史和解(鄭在貞)、「一四〇年戦争」の視座から(慎蒼宇)、日本におけるアジア認識の欠落―日朝間の「アジア主義」の差異をめぐって(小川原宏幸)、関東大震災時に虐殺された朝鮮人の墓碑・追悼碑建立と日本人―宋連玉氏の報告によせて―(山田昭次)、近現代史のなかの朝鮮―博物館展示の現場から考える(原山浩介)、日本史教育のなかの「韓国併合」―八〇年代以前に高校教育を受けた世代の植民地認識―(須田努)、あとがき(久留島浩・趙景達)。

A5418頁

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