9784623058365
北一輝―日本の魂のドン底から覆へす―
岡本 幸治【著】
OKAMOTO, Koji
2010
ミネルヴァ書房
はしがき、〔「日本改造」浪人のエピローグ〕「急進過激なる思想」の注入、「国賊」に対する毀誉褒貶、〔佐渡の歴史と風土〕後進地としての佐渡?、外に開かれていた離島、北輝次の生育環境、北輝次を育てた政治的・文化的環境、〔民権運動の盛衰と若き政論家の旅立ち〕維新政府と対抗運動、佐渡における民権運動、家産の没落と初恋の破綻、明治三十六年の重要性、〔迫りくる日露の危機と思想核の形成〕「熱烈な社会主義者」による社会主義者批判、「国家と国民の正義」の両立、思想形成における進化論の役割、日露戦争の勝利と処女作の執筆、〔『国体論及び純正社会主義』の刊行とその反響〕「総合学」としての社会主義論の展開、「所謂国体論」の徹底的批判、個人・国家そして世界の関係、処女作への反響と新たな交わり、〔清末の混迷と中華民国の迷走〕盛りを過ぎた清帝国、清朝末期の変動、武漢の蜂起と革命の迷走、日本におけるアジア主義の展開、〔支那革命への参画と献策〕支那革命と北の行動、「革命支那」未だ成らず、『支那革命党及革命之支那』の執筆、〔『支那革命外史』の思想と日本改造〕『支那革命外史』の思想、日本外交の改造、支那革命から日本革命への反転、法華経の行者、〔大正という「谷間の時代」と社会変化〕「谷間の時代」に変化したもの、国際環境の激変と内政、民主化の進展と軍部への影響、処女作の改訂に取り組む、〔「日本改造の急進的提案」とその影響〕対外策と社会改造案、経済と政治の改造案、危機感高揚の背景とその波及、大正末の天災と昭和の人災、〔昭和維新運動の展開と二・二六事件〕深刻な不況と急進的改造運動、軍中枢の派閥抗争、外交改造から国内改造へ、二・二六事件勃発後の北、〔戦後日本と北の評価〕北一輝は「ファシスト」か、北一輝評価の多面化と旧態依然、二十世紀と北一輝の思想的応戦、参考文献、あとがき、北一輝略年譜、人名・事項索引。
B6291頁、索引11頁
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第二部［日本歴史］2-17．各伝
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