地主王政の構造

飯沼 二郎【著】

1964

未来社

封建制から資本制への過渡期が果してブルジョア革命によって終るのかどうかを、18世紀のイギリスを事例として研究したもので、序説に「地主王政」なる時代範疇の提唱を掲げ、本論、イギリス「地主王政」の社会構造は、南海泡沫事件からみたイギリス地主王政の構造、イギリス18世紀の「政商」、イギリスにおける「政商」基盤の消滅、イギリス地主王政の代弁者アーサー・ヤング、イギリスにおける資本主義地代の完成、の5章から成り、ほかに補論と付論若干を載す。

A5判368頁

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第五部[西洋経済史]5-10.社会組織・社会問題

5 European & American Economic History 5-10. Social Problem, Movement & Organization