日本歴史
日本歴史学会
1963
184
尾張氏と間敷屯倉
重松 明久
尾張氏の本貫は大和葛城地方で、大体垂仁朝頃、尾張に入国してきたという通説を批判し、熱田神宮と内津神社双方と尾張氏との関連に着目し、尾張氏は蘇我氏の中央政界への登場とともに、大和朝廷の対外戦争遂行のための財政的基盤確保の任務を帯びて、尾張に入国してきたことを明らかにしている。
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第二部[日本歴史]2-2.古代史
2 Japanese History 2-2. Ancient
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