9784585226888

台湾の日本仏教―布教・交流・近代化―

柴田 幹夫【編】

SHIBATA, Mikio

2018

勉誠出版

序言(柴田幹夫)、〔植民地台湾の布教実態〕日本統治時代の台湾における仏教系新宗教の展開と普遍主義―本門仏立講を事例として―(藤井健志)、「廟」の中に「寺」を,「寺」の中に「廟」を―『古義真言宗台湾開教計画案』の背景にあるもの―(松金公正)、真宗大谷派の厦門開教―開教使神田恵雲と敬仏会を中心に―(坂井田夕起子)、植民地初期(一八九五~一八九六)日本仏教「従軍僧」の台湾における従軍布教―浄土宗布教使林彦明を中心に―(闞正宗/喻楽 訳)、台湾における真宗本願寺派の従軍布教活動(野世英水)、[コラム]大谷派台北別院と土着宗教の帰属(新野和暢)、[コラム]植民地統治初期台湾における宗教政策と真宗本願寺派(張益碩)、[コラム]台湾布教史研究の基礎資料『真宗本派本願寺台湾開教史』(沈佳姍/王鼎 訳)、[コラム]海外布教史資料集の刊行の意義(中西直樹)、[コラム]『釋善因日記』からみた台湾人留学僧の活動(釋明瑛)、〔植民地台湾の日本仏教―多様な活動と展開―〕一九三五年新竹・台中地震と日本仏教(胎中千鶴)、日治時代台湾における日本仏教の医療救済(林欐嫚)、台北帝国大学南方人文研究所と仏教学者の久野芳隆(大澤広嗣)、伊藤賢道と台湾(川邉雄大)、日本統治期台湾における江善慧と太虚の邂逅―霊泉寺大法会を中心として―(大平浩史)、[コラム]日本統治期台湾に於ける仏教教育機関設立の背景―仏教グローバル人材の育成を求めて―(大野育子)、[コラム]第二次世界大戦期の台湾総督府資料に見られる東南アジア事情(松岡昌和)、[コラム]台湾宗教史研究の先駆者―増田福太郎博士関係資料一斑―(吉原丈司)、〔台湾の近代化と大谷光瑞〕大谷光瑞と「熱帯産業調査会」(柴田幹夫)、台湾高雄「逍遥園」戦後の運命(黄朝煌/応雋 訳)、台湾の大谷光瑞と門下生「大谷学生」(加藤斗規)、仏教と農業のあいだ―大谷光瑞師の台湾での農業事業を中心として―(三谷真澄)、[コラム]台湾・中央研究院近代史研究所の大谷光瑞に係わる档案資料について(白須淨眞)、[コラム]西本願寺別邸「三夜荘」の研究―大谷光尊・光瑞の二代に亘る別邸―(菅澤茂)。

A5241頁

日本語 / Japanese

第二部[日本歴史]2-12.社寺・宗教史

2 Japanese History 2-12. Shrine, Temple & Religion

  • 第二部 [日本歴史] 2-8. 対外関係史
  • 第三部 [日本経済史] 3-27. 民族・開拓
  • 2 Japanese History 2-8. Diplomacy
  • 3 Japanese Economic History 3-27. Nation, Immigration & Emigration
  • 日本
  • Japan
  • 国際関係・対外関係
  • 移民・植民
  • 民俗・宗教
  • International Relations
  • Immigration and Emigration, colonization
  • Folk Customs & Religion