社会経済史学
社会経済史学会
1955
21(2)
稲作技術史における若干の問題
中島 健一
水稲の栽培が、潅水条件さえ良好ならば、ほとんど無施肥の粗放経営で連作しても、連年の再生産が自然そのものから保証されるに対し、畑作の場合には、無肥料の連作は不可能である。このことと畑作=養畜農法が農業経営の合理化を要求するに対し、稲作が自然まかせで、非合理的であることとは関連があると説く。
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第三部[日本経済史]3-10.農業・治水
3 Japanese Economic History 3-10. Agriculture & Flood Control
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