ヒストリア
大阪歴史学会
1955
13
近世前期畿内村落の動向
鷲見 等曜
和泉国南部の諸村について、近世前期においては、なお旧土豪的農民が村方を支配していたこと、旧土豪は多くの家来百姓を持ち大規模な手作経営を行つていたこと、複合家族が形成されていたこと、旧土豪層に対し高持層が抬頭しつつあつたこと、綿作を中心とする商品生産が発達していたこと、などを述べ、以て先進地帯と称せられるこの地域の村に後進地村落的性格があつたことを明かにしたもの。
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第三部[日本経済史]3-4.村落・都市
3 Japanese Economic History 3-4. Village & City
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