国民経済雑誌
神戸大学経済経営学会
1955
91(1)
徳川前期における西摂一農村の村落構造
新保 博
畿内菜種作地帯研究の一端として、徳川前期における摂津国花熊村の村落構造を究明したものであつて、寛永・慶安度において、小農民の自立化と「村切」の完成によつて、近世村落としての姿容を整えた同村が、他面はやくも階層分解への第一歩を踏み出しつつあつたとして、通説とはやや異る特殊事情を明かにしている。
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第三部[日本経済史]3-4.村落・都市
3 Japanese Economic History 3-4. Village & City
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