日本の原始国家

牧 健二【著】

1968

有斐閣

緒論、倭人伝の文章字句の分析による倭地の政治地理に関する新解釈、倭人伝の地理関係の記事における前漢書の書例の踏襲、倭人伝における二種の国制記事とその調和ある解釈、後漢書倭伝の倭国観の誤謬、後漢書の倭国観がその後の倭人伝解釈に及ぼした影響、倭人伝の解釈における基本的及び究極的矛盾とその解消、女王国の所在地と考古学との関係、女王国及びその属領の領域並びに倭の三十国の所在地の考定、卑弥呼等倭国=女王国王の共立、倭国=女王国の本質・構造及び属領に対する支配体制、女王卑弥呼の倭国統治、部族国家としての倭国の成立及び衰亡、倭人伝所見の北九州における倭人の社会、倭国と魏との国交関係、結論、の16章からなり、巻末に事項索引を付す。

A5判622頁、索引13頁

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第二部[日本歴史]2-2.古代史

2 Japanese History 2-2. Ancient

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