9784784216369
中世文化と浄土真宗
今井雅春先生古稀記念論文集編集委員会【編】
2012
思文閣出版
緒言(今井雅晴)、親鸞伝の新展開(今井雅晴)、〔中世文化の中の浄土真宗〕空海の御影とその儀礼環境―中世密教の視覚性と正統性の関連について―(阿部龍一)、穢と不浄をめぐる神と仏(山田雄司)、覚如と呪術信仰―治病と臨終に対する姿勢をめぐって―(小山聡子)、真宗三尊考(飛田英世)、〔法然から親鸞へ〕建永の法難と九条兼実―法然伝の検討を通して―(平雅行)、親鸞の「転入」の解釈学(要旨)(ヒロタ・デニス)、悲しき学び(田村晃徳)、親鸞と良忠―その教化と教説―(永村眞)、法然の残影―覚如と存覚のあいだに―(市川浩史)、〔親鸞の思想〕『教行信証』の不思議さの読解(その一)―「化身土」の「弁正論」の引用について―(張偉)、親鸞の聖徳太子観(佐藤弘夫)、親鸞における臨終行儀の否定(要旨)(ジャクリン・ストーン)、「二河白道の譬喩」伝播の鳥瞰的考察(山本浩信)、田辺元の『懺悔道としての哲学』における親鸞解釈(末木文美士)、〔親鸞とその家族〕浄土真宗における恵信尼について(要旨)(ジェームズ・C・ドビンズ)、恵信尼と同時代を生きた三善氏(樋川智美)、「本願寺」成立の再考(林蕙如)、真宗史における善鸞伝私考(御手洗隆明)、存覚,顕密寺院と修学文化―一四世紀における唱導の報恩言説,諸宗兼学および浄土教聖教に関する一考察―(要旨)(ブライアン・小野坂・ルパート)、〔親鸞とその門弟〕初期真宗門徒における師と弟子―門徒形成の契機として―(植野英夫)、親鸞門弟中における「沙門」と「沙弥」(山田雅教)、佛光寺発展の意義―了覚・存覚を中心として―(楠正亮)、〔浄土真宗の展開〕本願寺歴代宗主の伝道―善如期から存如期を中心にして―(高山秀嗣)、「御文」にみる専修念仏言説の一特質(神田千里)、蓮如の善知識観―中世真宗教学における教導者観の展開―(黒田義道)、天文期加賀における「超・本両寺体制」の再検討―超勝寺の動向を中心に―(大溪太郎)、北方地域と浄土真宗(佐々木馨)、今井雅晴先生履歴年譜、今井雅晴先生業績目録、編集後記(今井雅晴先生古希記念論文集編集委員会 山田雄司,阿部能久,小山聡子)、執筆者紹介、Zonkaku,Established Buddhism,and the Culture of Learning: Debts,Trans-lineage Study, and the Creation of Pure Land Buddhist "Scripture" in the Foureteenth Century(Brian O.Ruppert)、Eshinni in the History of Shin Buddhism(James C.Dobbins)、Shinran's Rejection of Deathbed Rites(Jacqueline I.Stone)、Shinran's Hermeneutics of Entry into Religious Awareness(Dennis Hirota)
A5642頁
日本語 / Japanese
第二部［日本歴史］2-3．中世史
2 Japanese History 2-3. Medieval
- 第二部 [日本歴史] 2-12. 社寺・宗教史
- 2 Japanese History 2-12. Shrine, Temple & Religion
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