史淵

九州史学会

1957

72

平安初期における国司郡司の関係について

平野 博之

平安初期における国司と郡司の選叙と徴税をめぐる関係の変化をのべたもの。選叙上の国司に対する郡司の相対的独立性は正任郡司の減少という形で奪われてゆき、郡司が国司に対して責任を有する徴税請負人化した事の2点を特にあげ、しかもこれらの事は中央政府の政策変化に対する国司の抵抗として生み出されたものである事を主張している。

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第三部[日本経済史]3-22.社会

3 Japanese Economic History 3-22. Community, Family & Gender

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