荘園制社会と身分構造
竹内 理三【編】
1980
校倉書房
荘園語彙考(竹内理三)〔荘園体制と村落〕、成立期における大和国雑役免荘園の構造(田村憲美)、若狭国惣田数帳における「浦」について(海老沢衷)、鎌倉時代の村落についての一考察(田中寿朗)、年預置文と荘官起請文—文永年間における高野山上・山下の規範の確立と陀羅尼田寄進状—(松井吉昭)、丹波国大山荘切田分田体制下の農民(石井新二)、中世農民闘争研究史論—1920年代を中心として—(佐藤和彦)、〔身分構造と社会〕法親王の政治的意義(安達直哉)、女院司についての一試論—八条院司を中心に—(金子和夫)、荘園制的神祇支配と神人・寄人集団—伊賀国名張郡の交通・社会的分業の編成を中心として—(黒田日出男)、伊賀国黒田荘の構造とその変化—「悪党」発生の基礎過程—(新井孝重)、中世安芸厳島社における“国造”制の成立とその周辺(牛山佳幸)、貞慶の研究—笠置隠遁について—(伊東和彦)、〔政治制度と領主制〕鎌倉幕府庄郷地頭職補任権の成立(武末泰雄)、文治記録所の一考察—成立の意義を中心に—(堀内寛康)、鎌倉末期東海宿駅地域の地頭—遠江・三河・尾張・美濃・近江の分—(奥富敬之)、興福寺大乗院領における負所権の拡大と門跡段銭(宮崎美基)、古河公方家豊前氏の研究(佐藤信博)。
A5判445頁
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第二部[日本歴史]2-3.中世史
2 Japanese History 2-3. Medieval
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