啓蒙のイロニー—ハーバーマスをめぐる論争史—

矢代 梓【著】

1997

未来社

〔ハーバーマスをめぐる論争史〕はじめに、廃墟のなかのベルリンⅠ・Ⅱ、『公共性の構造転換』刊行まで、実証主義論争と第15回ドイツ社会学会、解釈学論争とその周辺、ハーバーマスとドイツの急進的学生運動、社会システム論争の背後にあったもの、「秋のドイツ」—ドイツ赤軍派のテロルとハーバーマス、ポスト・モダン論争とハーバーマス、歴史家論争の根底にあったもの、ドイツ再統一をめぐる論戦、〔戦後ドイツ思想クロニクル〕〈ハイデガーとナチズム〉論争、フリードリヒ・G・ユンガーのニヒリズム論、ホルクハイマーの峻烈な自己イロニー、ほか、「あとがき」にかえて。

B6判230頁、索引2頁

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第五部[西洋経済史]5-12.政治経済思想

5 European & American Economic History 5-12. Economic, Political & Social Thought