史苑
立教大学史学会
1991
51(1)
三河ひるわ山山論の展開—私領山論の公儀越訴をめぐって—
藤井 智鶴
はじめに、寛文8年の山論、寛文13年の山論、おわりに、ひるわ山山論は三河国田原藩領内の野田村と赤羽根村が、村境にあるひるわ山をめぐり争ったもので、野田村側の山論記録「ひるわ山出入覚書」の分析を通して、私領内の山論でありながら幕府に越訴した理由と、その訴が受理され裁許されるに至った過程を明らかにする。
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第三部[日本経済史]3-7.林業
3 Japanese Economic History 3-7. Forestry
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