戦国大名論集 11 今川氏の研究

有光 友学【編集・解説】

1984

吉川弘文館

〔室町期の在地構造〕15世紀における遠州蒲御厨地域の在地構造(大山喬平)、中世後期の開発と村落—南禅寺領遠江国初倉荘—(黒田日出男)、〔今川領国の形成〕今川氏親とその文書(小和田哲男)、今川氏親の遠江経略—とくに信濃小笠原氏と関連して—(秋本太二)、天文—永禄期における今川氏—所謂政治的権力の構造について—(若林淳之)、今川領国三河の支配構造(新行紀一)、〔領国支配の特質〕「今川仮名目録」よりみた寄親寄子制(下村效)、戦国大名今川氏の徳政について(久保田昌希)、戦国大名今川氏の四分一役(小和田哲男)、戦国大名と不入権—大名領国の歴史的位置づけのために—(有光友学)、駿河の「旦過堂」について(大久保俊昭)、〔今川検地研究〕戦国大名今川氏の歴史的性格—とくに「公事検地」と小領主支配について—(有光友学)、遠州浜名神戸大福寺領注進状案について—戦国大名今川氏検地の一事例—(勝俣鎮夫)、有光友学氏今川検地論批判(下村效)、中世のなかに生れた「近世」—戦国大名今川氏の場合—(有光友学)、文献一覧。

A5判499頁

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第二部[日本歴史]2-3.中世史

2 Japanese History 2-3. Medieval

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