ジェンダーの日本史 下

脇田 晴子,S・B・ハンレー【編】

1995

東京大学出版会

〔主体と表現〕「ヒメヒコ」と「ヒメ王」、女の物語としての『とはずがたり』、中世の女性と文学、「女房詞」と女性史とのかかわり、「情」と「感傷」、松尾多勢子と明治維新、近代エリート女性のアイデンティティと国家、物語の女・女の物語、近代日本文学における《両性の相剋》問題、〔仕事と生活〕平安時代における女房の存在形態、女房役割と妻役割、「女大学」再考、海女の鑿と海の領主の弓、日本女性のライフ・サイクルの変遷、明治中期欧化主義思想にみる主婦理想像の形成、明治期大地主の「家」における女性の存在形態、抵抗としての子守唄、母性に見る自然と文化の境界、日本の女給はブルースを歌った、男の家・女の家・性別のない部屋、労働市場構造・企業組織・文化におけるジェンダー作用と女性労働、「労働」概念のジェンダー化。

A5判718頁

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第二部[日本歴史]2-1.通載

2 Japanese History 2-1. General

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