史跡でつづる古代の近江

岡田 精司【編】

1982

法律文化社

原始と湖辺のなりわい—石山貝塚の消滅—(丸山龍平)、弥生時代の水田跡—大中ノ湖南遺跡と服部遺跡—(都出比呂志)、ヒミコの時代—高地性集落と銅鐸—(丸山龍平)、周溝墓に葬られた人びと—弥生時代の墓と社会—(大橋信弥)、古墳の出現—安土町瓢箪山古墳—(都出比呂志)、湖北の首長墓—垣籠・古保利両古墳群—(丸山龍平)、湖北の豪族の繁栄—継体天皇出現の背景—(岡田精司)、天女の水浴—伊香氏の祖先神話—(岡田精司)、群集墳の成立—近江の群集墳のさまざま—(小笠原好彦)、古代豪族と近江—遺跡にみる鉄生産—(近藤滋)、日吉大社の岩座—古代の信仰遺跡—(岡田精司)、遣隋使のふるさと—小野妹子と唐臼山古墳—(山尾幸久)、大津宮とその周辺—発堀された宮跡—(林博通)、近江の古代山城—三尾城の所在をめぐって—(高橋誠一)、壬申の乱とその史跡—不破の関と長等山前陵—(石川正知)、紫香楽宮と甲賀寺—謎多き山中の廃都—(岡田精司)、石山寺建立と良弁—石山寺小史—(栄原永遠男)、甲賀路の仏教遺跡—良弁と近江菩提寺—(石丸正運)、律令体制と地方政治—近江の官衙—(丸山龍平)、藤原仲麻呂の乱—高島勝野浜と乙女が池—(石川正知)、湖上交通のにぎわい—瀬田と大津の盛衰—(栄原永遠男)、古代の農村計画—近江の条里遺構について—(小林健太郎)、初期庄園の成立—覇流と水沼—(佐藤宗諄)、比叡山横川と良源—元三大師信仰—(石丸正運)、摂関期民衆の信仰と芸能—『今昔物語集』と近江—(高橋昌明)、湖西の荘園と杣山—摂関家領河上荘など—(戸田芳実)、現世の利益を求めて—近江の観音霊場—(高橋昌明)。

B6判206頁

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第二部[日本歴史]2-2.古代史

2 Japanese History 2-2. Ancient

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