史学雑誌

史学会

1952

61(2)

近世初期における商品流運

藤田 五郎

寛文年代(1660年代)から元禄年代(1690年代)に至る間の農村における生産力の発展に対応する局地的市場圏の成立、農民的貨幣経済の伸展、これに対する領主的貨幣経済の対抗あるいは抑圧の原型の把握、さらに新しい階級的分化の進行などの問題につき、主として会津藩における事態に即して究明している。

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第三部[日本経済史]3-13.商業

3 Japanese Economic History 3-13. Commerce

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