ヨーロッパ中世の自然観

小山 宙丸【編】

1998

創文社

まえがき、序言、アリストテレスにおける自然の目的論的構造、中世の倫理学における『自然』:Lex naturae、シャルトルのティエリにおける一性の算術と形而上学—12世紀における自然哲学と神学について、中世形而上学における自然の概念について、自然法—倫理学的問題のトマス的解決の永続的意義、トマス・アクィナスにおける自然理解の一側面—原罪論をめぐって、学の対象としての自然—自然科学に対する中世の寄与、スコトゥスの『第一原理論』における自的の因果性と説明、あとがき。

A5判316頁

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第五部[西洋経済史]5-14.歴史・その他

5 European & American Economic History 5-14. Others