史林
史学研究会
1951
34(3)
奈良時代における浮浪について
直木 孝次郎
奈良時代の浮浪は一種の移住で、地方の荘園領主或は管理者又は地主・富農の庇護の下に入ることによつて可能となつた。その場合、保護者と浮浪逃亡との間に結ばれた生産関係は或る程度の独立性を維持することのできた小作関係を主とするものであつた。
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第三部[日本経済史]3-24.身分・階級
3 Japanese Economic History 3-23. Social Position & Class
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