パクス・ブリタニカと植民地インド—イギリス・インド経済史の《相関把握》—

今田 秀作【著】

2000

京都大学学術出版会

序章・インド植民地支配史研究に関する方法論的考察:本書の課題と方法、〔産業革命期イギリス東インド会社の動態とインド支配体制の展開〕総督ウェルズリによる英領インド帝国の建設と貿易独占権修正、1800年前後における東インド会社経営論争、第1部のまとめ、〔西部インドにおける地税政策の展開と農村社会経済構造の変容〕植民地化に先立つ西部インド農村社会経済構造の特質、19世紀中葉ボンベイ管区における地税政策の展開、植民地期西部インド農村社会経済構造の変容、〔植民地インドにおける綿花開発と世界市場統合〕インド綿花開発における諸困難と開発の本質、農民的商品経済の発展と国内綿花流通構造の再編、綿花・綿製品市場構造の再編と現地綿工業の動態、インド産綿花貿易における国際的商業・金融組織の変容、第3部まとめ、終章・19世紀インド植民地支配の本質と世界史的意義—総括、あとがき、索引。

A5判458頁

日本語 / Japanese

第五部[西洋経済史]5-1.通載

5 European & American Economic History 5-1. General