早稲田商学
早稲田大学商学同攷会
1956
120
封建制から資本主義への移行に関する一考察
工藤 恭吉
「桐生織物史との関連における試論」の副題あり。江戸時代後期における桐生織物業地帯の重要性について述べ、しかもそこに展開される商品・貨幣経済は、そのことのみを以ては資本制生産様式への推転を示す条件とはなり得ないことを、「封建制から資本主義への移行」論争の過程から求めようとし、次に桐生地方の歴史的研究に即して、これらの問題解決への一試論を提示せんとする。
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第三部[日本経済史]3-1.通載
3 Japanese Economic History 3-1. General
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