阿部謹也著作集 第8巻 社会史とは何か・歴史と叙述

阿部 謹也【著】

2000

筑摩書房

〔Ⅰ・社会史とは何か〕思想史から社会史へ、獄中に映された昭和史、〈自分の中を掘る〉ということ、ヨーロッパ中世に生きた人々の光と影、歴史家はなぜ歴史が書けないか、社会史研究の出発点、ルネサンスを見る目、他の国を理解すること、『全体を見る眼と歴史家たち』、社会史とは何か、過去へ向かう心、「カルミナ・ブラーナ」の世界、メルヘンにみる中世人のこころ、ブリューゲルの「逆立ちした世界」、「アイスランド・サガ」の時間意識、中世へのタイム・マシーン、家を越える絆、火と竈をめぐる民俗、市の匂いに歴史をよむ、中世の巡礼者たち、『トーニオ・クレーガー』のダンス教師の周辺、敗戦の日の「魔笛」、ブラームスとハンブルク、あの世で個性はどうなるか、子供の見えない街、匂い、受験の頃、海港のさまざまな営み、あとがき、ヨーロッパ・原点への旅、〔Ⅱ・歴史と叙述〕西ドイツの東方研究と西欧理念、歴史主義の運命、歴史叙述について、民間史学による地域・民族・世界の歴史認識、ドイツ中世後期におけるアジール、偽皇帝伝説覚え書、『ティル・オイレンシュピーゲル』、あとがき、〔Ⅲ〕《共産主義》の包容力、ウェーバーと歴史、歴史の叙述、〔連載8・西欧中世における死生観と宇宙観の交錯〕愛の世俗化と四大元素の変化(その2)、解題。

A5判567頁

日本語 / Japanese

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