明治前期日本金融構造史

朝倉 孝吉【著】

1961

岩波書店

明治維新から明治26年までを区切って、資本主義の発達の上に、巨商はもちろん、大小様々な商人地主たちの力が大きかったことを論証しようとしたもので、第一編(明治元年より6年まで)は当時の社会経済情勢、当時の金融機関、第二編(7年より26年頃までは)、国立銀行の濫立とその設立者・機能・性格、「地方歴観記」からみた地方富民調査、私立銀行・銀行類似会社の様相、質屋・無尽および諸種の金貸会社・個人金貸業者の機能と実力、当時の経済状況、金融と土地兼併、明治初年における農業不動産金融機関および信用組合の設立意見とその動向、から成る。

A5判408頁、索引16頁

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第三部[日本経済史]3-17.金融・銀行・財界

3 Japanese Economic History 3-17. Banking, Finance & ZAIKAI

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