中世歴史叙述の展開—『職原鈔』と後期軍記—

加地 宏江【著】

1999

吉川弘文館

緒言、〔『職原鈔』の研究〕はじめに、『職原鈔』諸本の系譜、『職原鈔』の問題点、『職原鈔』注釈学派の形成、『職原鈔』の成立、『職原鈔』の思想的基盤、おわりに、付論・浄眼寺蔵『北畠系図』の紹介、〔中世後期軍記の研究〕はじめに、『源威集』の研究(『源威集』諸本、『源威集』の作者、『源威集』の構成、『源威集』における説話、『源威集』の特質、付論1・真壁甚太夫と『源威集』、付論2・『源威集』作者再論、付論3・高師夏と師直)、『堺記』『応永記』にみる15世紀の歴史叙述(『堺記』と『応永記』との相違、『明徳記』における「語り物」の諸要素、『堺記』『応永記』における仏教的色彩と哀話、『堺記』における霊験・奇瑞と寿祝性、『応永記』における武士道徳、付論1・『堺記』『応永記』諸本の検討、付論2・郎等か郎党か)、あとがき、成稿一覧。

A5判274頁

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第二部[日本歴史]2-3.中世史

2 Japanese History 2-3. Medieval

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