歴史研究

大阪府立大学歴史研究会

1990

28,29 合併号

奈良盆地周辺の初期修験について

上田 さち子

従来の山兵信仰の研究が霊山を中心とした個別研究を中心としてきたのに対して、生命をかけた行者のプロの山(大峯)、高僧も参加しうるミニ行場(笠置)、本来民衆の宗教活動の場(葛城)の縁起を続けた「諸山縁起」に即して、3つの縁起の地域的特性とそれらが1つに合わさった意味を問うている。

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第二部[日本歴史]2-12.社寺・宗教史

2 Japanese History 2-12. Shrine, Temple & Religion

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