東南欧農民運動史の研究

越村 勲【著】

1990

多賀出版

序章、南スラヴの民衆と大家族共同体ザドルガ(ザドルガ研究史の諸問題、ザドルガの崩壊と名望家支配、ザドルガの抵抗とハイドゥクの反抗)、東南欧ポピュリズムの思想と運動(東南欧のポピュリズムとナショナリズム、アントゥン・ラディッチにおける2つのナロード、スチェパン・ラディッチの農民革命)、クロアチアのネオ・ポピュリズムと知識人—ルドルフ・ビチャニッチの思想と生涯(大恐慌以後のユーゴスラヴィアにおける農民の状態と農民運動の復活、協同組合「経済同盟」の形成と「農民の国家」の思想、クロアチアのネオ・ポピュリズムとフェデラリズム)、結章—東南欧史における「連続」と「不連続」。

A5判296頁

日本語 / Japanese

第五部[西洋経済史]5-10.社会組織・社会問題

5 European & American Economic History 5-10. Social Problem, Movement & Organization