9784805721834
植民地朝鮮の米と日本―米穀検査制度の展開過程―
李 熒娘【著】
2015
中央大学出版部
〔開港から併合まで(開港期)〕開港から日清戦争期まで(1876～1895)、日清戦後から日露戦争期まで(1895～1905)、日露戦後から「日韓併合」まで(1905～1910)、〔「日韓併合」と植民地農政(1910年代)〕「自主的」検査の実施、朝鮮総督府米穀検査規則の制定と部分的道営化、全国的道営化への改正(1917年)、植民地朝鮮の農政と品種改良策、道営検査制度実施の影響、〔武断から文治へ(1920年代)〕産米増殖計画と検査の厳格化、産米増殖計画の手直しと米穀検査制度の改正、受検者、生産・流通過程の変化、日本米穀市場における朝鮮米、1920年代後期の「玄米検査等級改正」要求、〔昭和農業恐慌と検査の国営化(1930年代)〕実施までの経緯、検査の内容と実施、国営検査実施後の日本米穀市場での朝鮮米、日中戦争の拡大と朝鮮米、〔籾検査の実施と展開過程〕籾検査の背景、実施過程、共同販売、地主と小作、生産過程,流通過程の変化、精米業の変容、〔戦時体制と米穀政策の崩壊(1939～1945)〕戦時食糧政策の成立と玄米検査の弱化(1939～1940)、増米6ケ年計画から朝鮮食糧管理令まで(1941～1943)、食糧管理令下の朝鮮米の生産と流通(1943～1945)。
A5330頁
日本語 / Japanese
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