日本近世交通史論集
交通史研究会【編】
1986
吉川弘文館
〔陸上交通編〕宝暦・天明期における幕府の宿駅・助郷政策(深井甚三)、越中加賀藩領における助郷の存在形態(保科斉彦)、幕末期における東海道新居宿の加宿財政(渡辺和敏)、近世中奥街道における仲付駑者と宿駅の争論(伊藤好一)、甲州道中における中馬稼の展開—甲府柳町宿を中心に—(増田廣實)、近世における越後の関所—口留番所との関係を中心として—(丸山雍成)、幕末飛騨国口留番所の存在形態—特に二ッ屋・羽根番所の動向—(五十嵐富夫)、奥州仙台における定飛脚問屋について(藤村潤一郎)、琉球王国の街道(山本弘文)、「越訴」と代表者と旅(宮崎克則)、中世末交通の特質について—修験の道の意義—(奥野中彦)、〔水上交通編〕幕末川船改後の海船支配について(川名登)、近世後期における中利根川水運と商品流通—総州古河船渡河岸を中心として—(丹治健蔵)、近世の商品流通と仲間組織—大坂ほしか仲間の構造分析—(平川新)、幕藩制下の全国市場形成と加賀藩蔵米の動向(高瀬保)、幕藩制成立期における領主的商品流通の展開—豊前小倉細川藩の場合—(中野等)、新綿番船と新酒番船の起源について(柚木学)、文政期漂着唐船の泉州沖航行(三浦忍)。
A5判610頁
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第三部[日本経済史]3-15.交通・通信
3 Japanese Economic History 3-15. Transportation & Communication
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