文化史学

文化史学会

1972

28

近代社会における頼母子講の意義について—京都府誌編纂資料を素材として—

守屋 敬彦

明治以降の急激な資本主義化は、常に大量の産業予備軍として、都市には小商工者・貧民、農村には貧農を保持・育成し、国民の生活水準は産業の発展により極端に低くおさえられて来た結果、中世・近世的な庶民間の相互護助的・救助的な頼母子講が生きつづけざるを得なかった、とする。

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第三部[日本経済史]3-17.金融・銀行・財界

3 Japanese Economic History 3-17. Banking, Finance & ZAIKAI

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