東洋史研究

東洋史研究会

1968

27(1)

戸に関ずる一考察—主戸客戸制研究の前提—

丹 喬二

本論の意図は、小農民(佃戸、自作農)の具体的な存在形態を解明するところにあり、そのためには、小農民と国家権力との関係がどうであったかということが問題となり、そのような観点から主戸客戸制(とくに佃戸)について、主に宋代の史料にもとづいて論じている。

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第四部[東洋経済史]4-10.社会組織・社会問題

4 Oriental & African Economic History 4-10. Social Problem, Movement & Organization

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