イギリス労働運動と社会主義—「社会主義の復活」とその時代の思想史的研究—

安川 悦子【著】

1993

御茶の水書房

イギリス労働史における1880年代—「大不況」と「労働問題」の成立—、失業=「貧民」観の旋回、民衆運動の高揚と「社会主義」—「ドッド・ストリート」から「血の日曜日」へ、トレード・ユニオニズムの転回(一)—イングランド北部炭坑労働者とJ・L・マハン、トレード・ユニオニズムの転回(二)—スコットランド炭坑労働者と社会主義者たち—、法定八時間労働日運動の展開、不熟練労働者の「反乱」と社会主義(一)—ガス労働者と港湾労働者の一般組合の成立—、不熟練労働者の「反乱」と社会主義(二)—新ユニオニズムの展開—、付論(マルクス主義と「社会主義の復活」、イギリス労働史研究の課題と方法)、あとがき、人名目録。

A5判372頁、索引43頁

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第五部[西洋経済史]5-10.社会組織・社会問題

5 European & American Economic History 5-10. Social Problem, Movement & Organization