中世イングランドの社会と国家

イギリス中世史研究会【編】

1994

山川出版社

〔サクソン・イングランド〕後期サクスン・イングランドの鋳貨製造人について(戸上一)、後期サクソン・イングランドの水軍—スカンディナヴィア人傭兵の使用をめぐって—(福田誠)、〔教会〕ノルマン征服とイングランド教会(山代宏道)、教皇官僚の給養と在イギリス聖職禄(東出功)、〔国王の統治〕「アングロ・ノルマン王国」論のゆくえ(有光秀行)、スティーヴン治世期国王行政と王妃マティルダ(吉武憲司)、13世紀末期ランカシャーにおける権原開示訴訟(赤澤計眞)、〔地域社会論〕ウッドランド形成史覚書—ケント・ウィールドに関する研究史の批判的検討—(篠塚信義)、バロンの反乱とケムブリッジシァの陪審員たち(朝治啓三)、15世紀イングランドにおけるジェントリと地域政治社会—仲裁をめぐって—(新井由紀夫)、中世末期ウェイルズにおける領主による課税(城戸毅)、〔都市〕中世イングランドの領主都市(鵜川馨)、中世末期エクセタア市のステイプル裁判所記録再考(安元稔)、16世紀レスターにおける統治者層と貧困対策(渡邊文夫)、中世都市から工業都市へ—コングルトンとストクポート—(武居良明)、〔史料論〕ロチェスタ・ドゥームズディ・ブック(RochesterDomesdayBook)—その系統的解明と編集—(鶴島博和)、英国史学思想上のJ・H・ラウンドとH・ホール論争—TheRedBookoftheExchequerをめぐって—(鈴木利章)、あとがきイギリス中世史研究会:1985年以後のあゆみ(城戸毅)。

A4判445頁

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第五部[西洋経済史]5-10.社会組織・社会問題

5 European & American Economic History 5-10. Social Problem, Movement & Organization