間違いだらけの少年H—銃後生活史の研究と手引き—

山中 恒,山中 典子【著】

1999

辺境社

はじめに・なぜ『少年H』にこだわったか? 最初の違和感、2、3年は誤差の内? 年表は歴史ではない—「日独伊三国同盟」(1)、時空を超えた話—「日独伊三国同盟」(2)、虚々実々混交—「日独伊三国同盟」(3)、歴史的事実の前倒し—「軍事機密」(1)、法律内容の曲解—「軍事機密」(2)、予定と実施の時差—「軍事機密」(3)、昭和期最大の行事—「紀元2千6百年」(1)、実行不能の条件無視—「紀元2千6百年」(2)、時局認識不足?—「紀元2千6百年」(3)、アリバイ不成立—「不可侵条約」(1)、無意味な腹立ち—「不可侵条約」(2)、不可視の諸現象—「不可侵条約」(3)、読まない新聞読み—「12月8日」(1)、通用しない旧基準—「12月8日」(2)、虚実の境界線—「12月8日」(3)、戦後歴史観の色眼鏡—「12月8日」(4)、諸悪の元凶は軍部か?—「踏み絵」(1)、戦中戦後の混同—「踏み絵」(2)、記憶概念と実態の差—「隣組」(1)、掛け声報道と結果—「隣組」(2)、裏目のアリバイ工作—「隣組」(3)、未刊の新聞を読む怪しさ—「隣組」(4)、粗雑な牽強付会「防毒マスクとスパイ」、状況証拠はクロ—「汽車の旅」、新聞パロディー—「夏休み」・「欲しがりません勝つまでは」(1)、胸の金釦は弾丸だ—「欲しがりません勝つまでは」(2)、針の穴から棒も出る—「欲しがりません勝つまでは」(3)、戦争ペーパー商法—「神戸二中入学考査」、あとがき。

B6判845頁

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第三部[日本経済史]3-22.社会

3 Japanese Economic History 3-22. Community, Family & Gender

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