ブルジョワ革命の比較研究
桑原 武夫【編】
1964
筑摩書房
〔政治〕序(河野健二)、明治維新と「西洋」(同)、明治維新史の分析方法(上山春平)、明治維新と幕政・藩政改革(池田敬正)、民本主義者と五・四運動(松尾尊兊)、辛亥革命と華僑(北山康夫)、フランス革命とイギリス(樋口謹一)、3月革命におけるライン自由派の政治的性格(末川清)、〔経済〕序(飯沼二郎)、明治維新の経済的基盤(関順也)、明治初年における農業生産力の地域構造(中村哲)、辛亥革命と産業構造(北村敬直)、イギリス近代史におけるブルジョワ革命の位置(飯沼二郎)、イギリス・ブルジョワ革命期の産業問題(角山栄)、フランス革命における土地変革の基本性格(服部春彦)、ドイツにおける「初期独占」体系廃棄の性格について(大島隆雄)、〔思想〕序(上山春平)、明治維新における変革思想の展開(坂田吉雄)、日本とプロイセンにおける欽定憲法体制の保守的護教論(望田幸男)、日本およびロシアの初期社会主義(松田道雄)、義和団時期における勤王と革命(小野川秀美)、陳天華『警世鐘』と鄒容『革命軍』・解説と翻訳、イギリス革命の思想的決算(越智武臣)、フランス革命とスタンダール(飛鳥井雅道)、ヘーゲル左派としてのマルクス(向井守)、ナロードニキのロシア資本主義論(松岡保)。なお、補説、現代の問題として、民族革命思想の発展(山田慶児)、後進国問題の考え方(桑原武夫)を収む。
A5判670頁、年表・索引15頁
日本語 / Japanese
第一部[総覧]1-5.歴史一般
1 General History 1-8. History in General