季刊日本思想史

日本思想史懇話会

1981

17

伊藤仁斎の生々観をめぐって—生々とその自覚—

高島 元洋

仁斎の生々観を、天と地をふくむ空間としての「天地」の働きととらえ、その間における天道・地道・人道それぞれに独自のあり方があり、その道の自覚が日々の学問であることを指摘し、「生々」の自覚が自然への回帰であることを、孔子・孟子などを通して考察する。

日本語 / Japanese

第二部[日本歴史]2-9.思想史

2 Japanese History 2-9. Thought

  • 日本
  • Japan