9784864033169

産業発展と石切場―全国の採石遺構を文化資産へ―

日本遺跡学会【監修】 ; 高田 祐一【編】

2019

戎光祥出版

文化財としての可能性と記録化の意義、近代化と日本の石材産業の歴史(乾睦子)、〔北海道・東北・関東の石切場〕札幌軟石の採掘・利用とその石切場の歴史(長沼孝)、山形県高畠町における伝統的石切り技術と石材利用(北野博司)、栃木県宇都宮市の大谷石―産業・建築・地域における生きられた素材―(安森亮雄)、稲田花崗岩地域における採石産業の成立(乾睦子)、千葉県富津市の「房州石」(金谷ストーンコミュニティー・宮里学・西海真紀・鈴木裕士)、近代洋風建築に使用された石材「白丁場石」の歴史(丹治雄一)、「甲州みかげ」の特質と採石遺構の文化財的可能性(宮里学・宮久保真紀)、〔中部・関西の石切場〕石川県小松市域の凝灰岩石切場(樫田誠)、大阪府大東市龍間の近代石材業(黒田淳)、「和泉石」をキーワードとした文化財保護の取り組み(三好義三)、兵庫県東六甲における近世「御影石」石材業の変遷(高田祐一)、〔中国・四国の石切場〕香川県豊島石石造文化の歴史と地域社会(松田朝由)、香川県小豆島の石切場と石の文化(福家恭)、明治・大正・昭和期の小豆島石の動向―皇居造営事業とその後―(高田祐一)、島根県来待石の石切場と生産・流通の歴史(西尾克己)、尾浦石の採石・加工と石屋たちの経営戦略(岩崎仁志)、〔九州・沖縄の石切場〕佐賀県嬉野市産「塩田石」の歴史と現状(市川浩文・長﨑浩)、天草下浦石の歴史と海を介した流通(中山圭)、沖縄における「粟石」の石切場と石切技術(安斎英介)、文化財としての近世・近代の石造文化―現状と課題―(坂井秀弥)、 文化財指定の石切場関連物件・近代化遺産における石切場(高田祐一編)。

A5285頁

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第三部[日本経済史]3-6.鉱業

3 Japanese Economic History 3-6. Mining & Mineral Industry

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