近代化の経済的基礎 (大塚久雄教授還暦記念 Ⅰ)
高橋 幸八郎,古島 敏雄【編】
1968
岩波書店
内容を4部に分ち、21氏の論稿を収む。 〔Ⅰ〕ゲルマン古代社会における領主制の問題(世良晃志郎)、村落共同体からの流出民と荘園制支配(永原慶二)、「慣習法特許状」に関する基礎的考察(森本芳樹)、中世英国における農民の家族形態(鵜川馨)、イギリス・マナー解体期における「雇傭労働力」の存在形態(近藤晃)、〔Ⅱ〕「コモンウェルス」国家の一形態(田中豊治)、資本主義発達史上における反独占運動の意義(小林栄吾)イギリス市民革命の土地変革(椎名重明)、名誉革命期における土地単税論(石坂昭雄)、17世紀末フランスの国民経済と重商主義(遅塚忠躬)、18世紀後半のザクセンにおける特権都市と農村工業(松尾展成)、イギリス毛織物工業の構成と海外市場の動向(船山栄一)、〔Ⅲ〕建国初期アメリカ合衆国の工業(田島恵児)、アメリカ産業革命開始期における交通・運輸の発展(平出宣道)、アメリカ経済と産業革命(楠井敏明)、アメリカ資本主義の特質(中村勝己)、〔Ⅳ〕文政期の菜種・水油を繞る国訴に関する2史料(入交好脩)、「世直し」の社会経済史的意義(津田秀夫)、「厳マニュ時代説」の現代的意義(川浦康次)、農民の技術改良と農学の発展(古島敏雄)、ジャコビニズムと日本の歴史学(高橋幸八郎)。
A5判552頁
日本語 / Japanese
第五部[西洋経済史]5-1.通載
5 European & American Economic History 5-1. General
- 第三部 [日本経済史] 3-1. 通載
- 3 Japanese Economic History 3-1. General
- 日本
- Japan