9784835055862
日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学
Migration and repatriation : the rise and fall of the Japanese Empire
蘭 信三【編著】
ARARAGI, Shinzo
2008
不二出版
日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学をめざして(蘭信三)、〔朝鮮〕日本帝国の渡航管理と朝鮮人の密航(外村大)、朝鮮における日本人農業移住の空間展開(轟博志)、解放直後・済州島の人びとの移動と生活史(伊地知紀子,村上尚子)、アメリカ占領下における朝鮮人「不法入国者」の認定と植民地主義(福本拓)、朝鮮人の満洲移住(田中隆一)、在阪朝鮮人の生活と帝国主義(李洪章)、帝国黎明期の在朝日本人(木下昭)、〔満洲〕満洲農業移民における地主化とその論理 (今井良一)、満洲における「開発」と農業移民(小都晶子)満洲体験を語り直す(猪股祐介)、東北アジアにおける中国人移民の変遷(上田貴子)、満洲における朝鮮人の社会と教育(金美花)、中国朝鮮族のアイデンティティ・クライシス(崔佑吉)、日本人商工業者の帝国依存性(木下昭)、〔樺太〕明治末期岩手県からの樺太出稼(三木理史)、戦前期樺太における商工業者の実像(竹野学)、樺太アイヌの<引揚げ>(田村将人)、極東ロシアにおける東アジア系移民(松本郁子)、 〔台湾〕沖縄県八重山地方から植民地下台湾への人の移動(松田ヒロ子)、生活史から見る沖縄・台湾間の双方向的移動(野入直美)、明治期の「在台内地人」初等教育について(高嶋朋子)、台湾抗日運動における東京台湾留学生の役割と女性の位置(中西美貴)、重層的被支配の狭間の経験(坂部晶子)、〔南洋〕南洋群島に渡った沖縄県出身男性世帯主の移動形態(宮内久光)、「ダバオ国」の日本帝国編入と邦人移民社会の変容(大野俊)、1925-40年のマニラ湾における日本人漁業(武田尚子)、仏領インドシナにおける日本人社会(湯山英子)、「FEU NOS PERES(私たちの亡き父)」(津田睦美)、英領マラヤの日本人たち(木下昭)、南洋引揚者の再移住と沖縄独立論(木下昭)。
A5857頁
日本語 / Japanese
第四部［東洋経済史］4-2．人口・集落・移植民
4 Oriental & African Economic History 4-2. Population, City, Village & Migration
- 第二部 [日本歴史] 2-8. 対外関係史
- 第三部 [日本経済史] 3-27. 民族・開拓
- 2 Japanese History 2-8. Diplomacy
- 3 Japanese Economic History 3-27. Nation, Immigration & Emigration
- 日本
- アジア・アフリカ
- Japan
- Asia and Africa
- 国際関係・対外関係
- 移民・植民
- International Relations
- Immigration and Emigration, colonization