郵便史研究 : 郵便史研究会紀要

The Bulletin of Postal History Society of Japan

郵便史研究会

2000

9

日本通信略史(1)―古代から近世までの発展を概観する―

Pre-Modern History of Japan's Communications (1)

星名 定雄

HOSHINA, Sadao

高地性集落に狼煙台をおく、大陸と邪馬台国とを結ぶ道、大和と築紫の間に早馬が走る、「政治の道」と「交易の道」と、唐を範に駅伝制を整える、直線幅広だった律令の駅路、山陽道の駅家は瓦葺き、強壮な馬をそろえた駅馬、駅起稲の利稲で駅を運営、運営は駅子の徭役に負う、乗馬に練達した官人が駅使に、駅制の利用資格を表す「駅鈴」、人と荷物の輸送には伝馬、律令体制の衰退で駅伝制も崩壊、烽制も中国のシステムを導入、西日本に集中している烽、初の烽家墨書土器が栃木で出土、中央集権国家の駅制の特徴をみる。(未完)

日本語 / Japanese

第三部[日本経済史]3-15.交通・通信

3 Japanese Economic History 3-15. Transportation & Communication

  • 第二部 [日本歴史] 2-1. 通載
  • 第二部 [日本歴史] 2-2. 古代史
  • 2 Japanese History 2-1. General
  • 2 Japanese History 2-2. Ancient
  • 日本
  • Japan
  • 先史・古代
  • Prehitoric and Ancient