日本家族史論集 1 家族史の方法

佐々木 潤之介【編】

2002

吉川弘文館

〔家族史の方法〕エンゲルス『家族・私有財産・国家の起源』—家族範疇の解明を中心に—(原秀三郎)、家族と共同体—『家族の起源』からイエ成立論へ—(明石一紀)、家族共同体論—「籍帳」における父系的兄弟的家族共同体のために—(布村一夫)、〔家父長制をめぐって〕近世庶民家族秩序論再説—非家父長制説に対する批判に答えて—(大竹秀男)、労働組織としての家父長制家族—柳田・有賀におけるそのとらえ方—(岩本由輝)、日本中世社会における家父長的奴隷制(安良城盛昭)、中世の家と家父長制(五味文彦)、家父長制をめぐって(瀬地山角)、〔家族史の現代〕家族の過去・現在・未来—家庭の崩壊を中心に—(水田珠枝)、戦後日本の家族意識—その動向と研究上の問題点—(石原邦雄)、「家」のメタ社会学—家族社会学における「日本近代」の構築—(千田有紀)、ファミリィ・アイデンティティのゆくえ(上野千鶴子)、解説、主要参考文献。

A5判365頁

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第三部[日本経済史]3-22.社会

3 Japanese Economic History 3-22. Community, Family & Gender

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