9784623064885

アジア主義は何を語るのか―記憶・権力・価値―

松浦 正孝【編著】

2013

ミネルヴァ書房

「アジア主義」の広域比較研究(松浦正孝)、〔アジア主義とは何か〕アジア主義におけるネットワークと幻想(カロライン・S・ハウ、白石隆/浜由樹子 訳)、アジア主義と地域主義の交錯―「開かれた地域主義」におけるアジア主義の遺産―(大賀哲)、韓国のアジア主義における断絶と連続(姜東局)、モンゴル人が描いた東アジア共同体(リ・ナランゴア/野村悠 訳)、〔西洋への対抗・競争としての「アジア」〕ロシアにおけるアジア主義とユーラシア主義(浜由樹子)、ナショナル・アイデンティティとハワイ先住民の主権問題(ノエノエ・シルヴァ/松本佐保 訳)、多様なアジアの想起―インドのアジア観の捜索―(ブリジ・タンカ/水谷明子 訳)、白人優位主義へのアジア主義の対応―アジア主義の人種的連帯の試みと失敗―(松本佐保)、日本における汎アジア主義と英国―1895~1956年―(アントニー・ベスト/松本佐保 訳)、グローバルなアジア主義における「ムスリム世界」(ジェミル・アイドゥン/浜由樹子 訳)、汎イスラーム主義と汎アラブ主義の新段階―1931年エルサレム・汎イスラーム会議からの考察―(臼杵陽)、〔中国をめぐる「アジア」観 〕近代中国におけるアジア主義の諸相(吉澤誠一郎)、東アジア視角の認識論的意義(孫歌/関智英 訳)、近代中国の南洋観と越境するアジア像―『南洋群島商業研究会雑誌』からの分析―(劉宏、曹善玉/河野正 訳)、中国とアジアの地域化(プラセンジット・ドアラ/浜由樹子 訳)、〔日本帝国とアジア主義〕「アジア主義」とインド―ガーンディーは日本をどう見たか―(長崎暢子)、明治期クリスチャンと朝鮮開化派―「キリスト教」と「アジア主義」の交錯―(松谷基和)、汪精衛政権の「大亞州主義」とその実現構想―周化人の「亜細亜連盟(汎亜連合)」―(土屋光芳)、大亜細亜協会の活動と植民地知識人の対応─台湾における日華親善論の変容─(何義麟)、若き大川周明─煩悶から復興アジアへ─(中島岳志)、日本におけるイスラーム主義とアジア主義の交錯─イブラヒムと亜細亜義会─(三沢伸生)、日本におけるトゥーラン主義運動の系譜─アジア主義との交差─(シナン・レヴェント)、大タイ主義とアジア主義の交差─タイの失地回復運動と日本の南進政策─(髙橋正樹)、〔戦後アジア地域秩序の形成〕スターリンと汎アジア主義(デイヴィッド・ウルフ/浜由樹子 訳)、戦後香港と日本におけるアジア主義─銭穆と太田耕造─(李培徳/今井就稔 訳)、アジアのなかのオーストラリア─アジア・太平洋の白豪主義国家から多文化主義国家へ─(関根政美)、アジアにおける地域主義とアメリカ(大庭三枝)、戦後日本とアジア─「四つの論理」と「三つのアジア」─(宮城大蔵)。

A5671頁、索引6頁

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第四部[東洋経済史]4-12.政治経済思想

4 Oriental & African Economic History 4-12. Economic, Political & Social Thought

  • 第二部 [日本歴史] 2-9. 思想史
  • 第三部 [日本経済史] 3-26. 社会経済思想
  • 2 Japanese History 2-9. Thought
  • 3 Japanese Economic History 3-26. Social & Economic Thought
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